どんな資格より、まず伝え方を学べ。 就職でも、昇進でも、あなたを最後まで守ってくれるのは、伝え方。| 伝え方が9割 | 要約 | 1

参考資料:

伝え方が9割

著者:佐々木 圭一 

出版社:ダイヤモンド社

レビュー

時代の移り変わりと共に、流行り廃りが入れ替わり、技術の革新と共に、人々が利用するデバイスやその中で使用されるアプリケーションなどは目まぐるしく移り変わっていますよね。

そんな中、人類に文明が芽生えてから未だ不変的に文字を書くことは残り続けています。

人に何かを伝える際は、直接面と向かって思いを口にするほうが良い場合もありますが、思いを届け、人を動かすことができるる素敵な文章を書けるということは、一度に多くの方に伝達することができ、24時間可動してくれる最強のビジネスツールと成りえます。

その最もシンプルで強力的な「伝える力」について本書は簡潔に整理され、かつ、すぐにアクションに起こせる非常にわかりやすい貴重なバイブルだということがわかりました。

本書の内容を実践していけば、まちがいなく「伝える力」はあなたの強力な武器になります。人に大事な思いを伝え、受け入れてもらう必要が少しでもあるならば、本書を本棚に並べておくことを強くお薦めします。

著者略歴 (Amazonより)

■佐々木 圭一
コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師

新入社員時代、 もともと伝えることが得意でなかったにもかかわらず、コピーライターとして配属され苦しむ。連日、書いても書いても全てボツ。当時つけられたあだ名は「最もエコでないコピーライター」。ストレスにより1日3個プリンを食べる日々をすごし、激太りする。それでもプリンをやめられなかったのは、世の中で唯一、じぶんに甘かったのはプリンだったから。あるとき、伝え方には技術があることを発見。そこから伝え方だけでなく、人生ががらりと変わる。『伝え方が9割』は、その体験と、発見した技術を赤裸裸に綴ったもの。
本業の広告制作では、カンヌ国際広告祭でゴールド賞を含む3年連続受賞、など国内外55のアワードに入選入賞。企業講演、学校のボランティア講演、あわせて年間70回以上。郷ひろみ・Chemistryなどの作詞家として、アルバム・オリコン1位を2度獲得。「世界一受けたい授業」「助けて!きわめびと」などテレビ出演多数。株式会社ウゴカス代表取締役。
伝えベタだった自分を変えた「伝え方の技術」をシェアすることで、「日本人のコミュニケーション能力のベースアップ」を志す。

本書の要点

伝え方はセンスではない技術だ

伝え方って一般的にセンスだって思われがちなんですが実はセンスではなくて「伝え方」には技術があるんです。

もちろん。センスがある人もいます。すごいお話が上手な人

皆さんの周りにもいらっしゃると思うんですけどでも、まあ自分自身はそこまで上手ではないと思いがちなんです。なぜなら自分にはセンスがないと思っている方が大勢いらっしゃるから。

しかし、繰り返しになりますが、伝え方はセンスではなく技術なのです。

よって、コミュニケーション能力を上げることはできるのです。

コトバには力があります。
人は、コトバによって、動かされます。

コトバ以外で人を動かす力って何か思いつきますか?

例えば、目力で人を動かすなんてこともあるかもしれませんが、1日中目力で多くの人にメッセージを発信していくのは難しいですよね。

やはり、コトバによって人にメッセージを伝えることは非常に多いと思います。

 

例えば、

あなたのことを何とも思っていない相手をデートに誘うとき。何と言いますか?

すごいすごい好きだけど、相手は何とも思っていない。というような状況でなんと言えば誘いやすいでしょうか?

 

例えば、こう言いました。

「デートしてください」

ストレートなその気持ちをそのまま言ってみました。

男らしく(女らしく)言ってみたんですけど、でもこれだとちょっと相手としても急に言われても困っちゃったなー。。。みたいな気持ちになってしまうかもしれません。

 

しかし、こういう風に言ってみたらどうでしょうか?

 

「驚くほど旨いパスタの店があるんだけど、行かない?」

 

って言ってみました。

こちらの方が先ほどよりは可能性が上がると思います。

もちろん100%ではないですが、「はい」って言われる可能性は高いと思われます。

 

でも、見ていただきたいポイントは伝えたい内容は同じだというところなんですね。

 

相手も人間ですから食事ぐらいしますよね。

食事にいくだけなら、よく考えると断られない場合もあります。

 

このように確率0%をアリに変えていくのです。

 

食事に行ければ、2回目のデートの可能性も生まれますし、お付き合いできる可能性も出てきます。

このように、すべてのことで何割か可能性が増えれば、人生も変わっていくのです。

内容は同じなのにも関わらず伝え方によってYes、Noが変わりそうですよね?

 

では、次の例を見てみましょう。

 

急ぎの仕事が入りました。
部下が忙しいのは理解しているのですが、何とかやってほしい。
そんな場合なんと頼みますか?

 

例えば、こう言いました。

「この仕事お急ぎでやってくれる?」

 

このように言っちゃうと思うんですけど、こう言うと思ったそのままの伝え方となってしまい、相手も快く「はい」と言いづらくなってしまうと思います。

でも、こういう風に言われたらどうでしょうか?

「この仕事、重要だから鈴木くんにしか頼めないんだ。急ぎでお願いできる?」

って言った方が快く「はい」と言いやすいですよね?

 

でも、ここでもどっちも伝えたい内容としては同じなのにも関わらず、伝え方によってYes、Noが変わってしまいそうです。

内容が同じなのに。

 

これらは、会話の得意な特別な人にしかできないコトバではないんですね。

いくつかのポイントをつかむことで、誰でも作れるようになる。

 

今まで伝え方っていう風に言うと、その時に反射神経はどれだけあるか?とか、パッと上手く言えるかみたいな意見や、後は、経験値が必要なんじゃないかと言う意見が多いんですけれど、実は作り方があります。

 

料理にレシピがあるように、レシピがあれば、それを知っていれば誰でも今見たようなものを作ることができちゃうんですね。

 

自分のものにするには、ぜひ実践してみてください。料理と一緒です。料理も例えば料理番組見て美味しそうだなと思っていても、後日いざ作れるかとなるとおそらく作れないのではないでしょうか?

料理番組を見ながら一緒に作ってみて、仮に3回ぐらいやれば、同じように伝え方もだいたい4回目くらいにはお手本を見なくてもできるようになっていきます。

 

伝え方のコツの話をしちゃいます。伝え方のコツは自分の思ったままをストレートに話すのではなく、いかに相手のことを想像して話せるか。そこにかかっています。

 

ポイントとして、試しに相手を見て「褒めて欲しい」と思われるところを想像し、思いっきり褒めてみてください。

 

いつもの感じでちょっとクールな感じで褒めるのではなく、ポイントなのは自分が褒めたいところじゃなく相手が褒めて欲しそうなところを探すところに気を使って欲しい。

 

保険会社の分かりやすい例ですと、1カ月にすごい売る営業の人で2,000万ぐらい、だけど100万ぐらいしか売れない人もいます。

売る保険の商材が全く一緒にもかかわらず、これだけの差が出るのは何が違うのか?

「伝え方」が我々の人生にとても大きく影響してるんですよね。

 

これだけ大切だとわかっているのに、誰も鍛えていない「伝え方」

 

でも、学校では教えてくれなかった。
日本では伝え方を学べる国語の授業はありませんが、アメリカでは国語とは別にコミュニケーションの授業があるようです。
つまり、アメリカでは義務教育の中で学べるにもかかわらず、日本は学ばず社会に出てしまうのです。

では、具体的な伝え方について次の記事にてご紹介していきます

参考資料:

伝え方が9割

著者:佐々木 圭一 

出版社:ダイヤモンド社