自費出版と商業出版の違いとメリット・デメリット

この記事はこんな方にオススメ

  • 自分の経験やノウハウを本にしたい方
  • 出版社に企画書を送っているがなかなか出版できない方
  • 出版セミナー・出版コンサルって実際はどうなの?という方
  • 本を出版してブランド力集客力のアップにつなげたいという方

自分の経験やノウハウを本にしたいという方

仕事や趣味特技などでオリジナリティになる情報やノウハウを持っていてそれを本にしたいという方

例えば、
英語講師の方が独自の英語勉強法を本にしたいとか、主婦の方がすごい片づけ方をマスターしたのでそれを本にしたい、とか主にビジネス書やノウハウ本を出したいという方にお勧めします。

出版社に企画書を送っているがなかなか出版できないという方

せっかく良い企画を持っていてもその魅力が出版社に伝わらなければ商業出版は実現しません。
この記事では通りやすい企画書の書き方などについて説明していきます。

出版セミナー出版コンサルって実際はどうなの?という方

出版を支援するサービスにも色々ありますが、
その実態は知りたいとか利用するかどうか迷っているという方にも参考になるお話をしてきたいと思います。

本を出版してブランド力集客力のアップにつなげたいという方

商業出版をきっかけとしてビジネスを1ランク上に持って行きたいという方です。
そういった形にも役立つ情報をお伝えしていければと思います。

自費出版と商業出版の違いについて

自費出版

  • 制作費は著者が出す
  • 書店販売はほとんどなし
  • 出版社による販促活動なし
  • 印税収入なし
  • 著者がお客様
商業出版

  • 制作費は出版社が出す
  • 書店販売あり
  • 出版社による販売活動あり
  • 印税収入あり
  • 読者がお客様

商業出版の概要

商業出版とは?という方もいるかも知れないので自費出版との比較を通して、商業出版の特徴を見ていきたいと思います。

まずは制作費について製作しというのは印刷やデザイン編集写真やイラストなど本を作るためにかかる費用のことです。
自費出版ではこの制作費は全てと違う出すことになります。
と言っても印刷会社やデザイナーに著者が直接支払わけではなくて、出版社にまとめて自費出版費用として支払うことになります。
だいたい200万円とか300万円とかかかることが多いようです。
一方、商業出版では制作費は全て出版社が負担します。
著者が制作費を支払うことはありません。

次は書店販売についてです。
一般では基本的には、書店販売はありません。
中には、全国の書店で販売するということを歌っているサービスもありますし、オプションでそういったサービスを提供している場合もありますが、書店側としても有名な著者の自費出版の本を強力にプッシュするということは難しいです。
そのため、早めに返品されて戻ってきてしまうということもあるようです。

商業出版の場合はもちろん書店販売はあります。
販売促進活動については自費出版の場合には、出版社による販促活動は基本的にはありません。
これもオプションなどでそういったサービスを提供している場合もあります。

商業出版場合には、営業担当者がいます。
そのため、書店などを回って積極的に販促活動をしてくれます。

印税について
自費出版場合には、印税収入は基本的にはありません。
増刷になった場合には、印税が発生するということは多いようです。

商業出版の場合には、もちろん印税収入はあります。
本が発売された後にまずは初版で発行された部分の印税が支払われます。
そして増刷されれば、またその都度印税が支払われます。

まとめ

つまり、まとめると自費出版の場合には、著者が出版社にとってのお客さん商業出版の場合には、読者が出版社にとってのお客さんということになります。
自費出版では制作費は全て著者が出しますし、その制作費の中には、編集費などの出版社の利益の分も含まれています
そのため、本を出した時点で出版社に利益が発生する仕組みになっています。

極端な話、一冊も売れなくても出版社がちゃんと儲かる仕組みになっているということです。
一方、商業出版社が制作費は出版社が出していますし、 著者の印税も支払わなければいけません。

そのため、本が売れないと赤字になってしまいます。
商業出版では売れないと利益が出なため、出版社は常に売れる本を求めているということです。
出版企画書を作るときには、こういった出版社の立場を考えることも考えた方が良いかもしれません。

商業出版のメリット

  1. その分野の専門家として認知される
  2. ブランディングに効果的
  3. 集客力アップにつながる
  4. 出版の家庭で「独自の強み」を整理できる
  5. 印税収入得られる

メリットその1 その分野の専門家のして認知される。

本を出すとその人の専門性が客観的に証明されたことになって信頼性が一気に高まります。

メリットその2 ブランディングに非常に効果的です。

本を出版すると雑誌や、Web媒体からから取材を受けることがあります。
そういったメディアに取り上げられたことを Webサイトやブログなどでどんどん発信していけばブランディングができてきます。

メリットその3 集客力アップにつながる

メディアへの露出が増えてきて業界の有名人になれば集客力のアップにも繋がります。

メリットその4 出版の過程で「独自の強み」を整理できる。

これはあまり言われてないことかもしれませんが大きなメリットだと思っています。
本を出す過程で出版企画書を書いたり、色々とリサーチをしたり編集者と議論を重ねたり、アドバイスをもらったり、自分の考えを整理したり、そうした過程の中で自社の強みを見つめ直したり売り再発見したりできます。
それがその後のビジネスの方向性に大きな影響を与える場合があります。
今まで漠然としていたものが整理されてよりクリアになることによっては飛躍のきっかけになるということです。

メリットその5 印税収入が得られる

これは初版止まりですと、作業量に対してもあまり印紙収入が多くないとは思うんですけれども、
例えば、
何万部も売れるようなベストセラーになった場合には、大きなメリットになるかと思います。

商業出版のデメリット

デメリットと言っても本を出すことによるデメリットでなほとんどありません。
ここでは出版の過程において困難なことだとデメリットとしてお伝えしていきたいと思います。

  1. 出版企画を通すのはそう簡単ではない
  2. 執筆・校正などの作業に時間と労力を要する
  3. 自分の思い通りの方にならない場合がある.
  4. 質の低い本を出すとブランドを傷つけることになってしまう

デメリットその1 出版企画を通すのはそう簡単ではない

一部の出版セミナーなどでは誰でも簡単に出版できると謳っている場合がありますが、商業出版はそれほど簡単ではありません。
出版社の立場になって考えてみれば分かると思うんですが全く売れそうもないような企画の本を出してしまったら赤字になるばかりです。
とはいえ、意欲的な企画を持っていてそれをしっかりと伝える企画書の書き方を知っていれば商業出版は実現します。
通りやすい企画書の書き方などについては別の記事にて説明していきます。

デメリットその2 執筆・校正などの作業に時間と労力を要する

一冊の本を書くとすると10万字以上の文章を書かなければなりません。
これは書き慣れてない人にとっては結構大変な作業になるかと思います。
また書き終わった後も校正作業が何回もあります。
そのため、そういったところでも時間が取られます。

デメリットその3 自分の思い通りの方にならない場合がある.

これは自費出版なら自分の思い通りの方を作れると思うんですが、商業出版の場合はあくまでも出版社側は売れる本を作りたいのでそういった意味で出版社とせめぎ合いになる場合があります。

例えば、
本のタイトルを決めるときに出版社側が提案してきたものが気に入らないということもあるかもしれません。
本のタイトルは最終的には、出版社が決めます。

そのため、そういったところで納得いかないというのはよくあるケースです。

デメリットその4 質の低い本を出すとブランドを傷つけることになってしまう

例えば、
誤字脱字が多いとか、間違いが多いとか、中身が薄っぺらいとか、共感を産まないとか。
そうした本を出してしまうと一つ星評価がたくさん付いてしまったり、本を出したことで逆に信頼して落とすことになってしまいます。

なので本を出す場合には、内容のしっかりとしたクオリティの高い本を出すように心がけてください。

ここでお伝えしたデメリットというのは全てクリアできることですし、
出版のメリットは大きいため、是非商業出版にチャレンジしてみてください。

 

参考資料:
完全決定版 誰でもビジネス書の著者になれる! 出版の教科書