出版社に採用される企画書の書き方

出版社に採用される企画書の書き方

各項目の書き方に入る前に企画書について2点ポイントをお伝えいたします。

  1. 企画書の形式について
  2. 企画書で最も大事なこと

1.企画書の形式について

企画書はどのような形式で書いたら良いですか?

ワードなどの普通の文書形式でOK

A4用紙2枚程度にまとめましょう。

形式はワードなどの普通の文書形式で書いて、プリントアウトすれば OK です。
レイアウトなどに特に凝る必要はありません。
読みやすいように項目を太字にするとか、項目ごとに1行空きを入れるとか、その程度で大丈夫です。
レイアウトをいくら凝ったところで内容がよくなければ企画は絶対通りません。
そのため、そこはあまり力を入れるところではないと思います。

枚数は A 4用紙で2枚程度にまとめるのがベターです。
長々と書かないでコンパクトにわかりやすくまとめてください。

出版社の編集者は非常に忙しい人が多いので10枚も20枚もあるような企画書ですと呼んでもらいにくくなります。
シンプルに企画内容とその魅力が伝わる企画書にしましょう。

2.企画書で最も大事なこと

出版社が企画を検討する上で最も重視することは何ですか?

その本が売れそうかどうか、ということです。

当然のことですが、商業出版の場合出版社はその本が売れなければ利益が出ません。
もっと言えば制作費を先に出版社が出します。
そのため、全然売れなければ赤字になってしまいます。

編集者自身の評価も、どれだけ多くベストセラーを出せるか売れる本を出せるかで決まってきますし、出世にも影響してきます。
もちろん編集者は、クオリティの高い本を出したいとか、世の中に影響を及ぼすような意義のある本を出したいという思いも持っていますが、それにしてもある程度売れることが大前提です。
本を出したいという方の中には、本を出版することが最終目標になっていて売れる本にするという意識があまり無い方がいます。
自分のブランディングのためということで、自分をアピールすることばかり考えた企画書になっていたり、企画書の目次案でも、そつのない項目が並んでいるんですが、面白みがなくて売れそうな感じがしなかったり。

そういった企画書ですと結果的に通りません。
そのため、企画書を書くときには、売れる本にするということを常に意識するようにしましょう。

売れる本にするということは読者目線で考えるということでもあります。
自分本位の企画ではなく読者が何を求めているかをリサーチしたり、考えたりすることで売れる本の企画に近づいてきます。
読者の悩みやニーズに答える本。

読者にとって本当に役立つ本を目指してください。結果的にそれが通りやすい企画になるということです。

参考資料:
完全決定版 誰でもビジネス書の著者になれる! 出版の教科書